行政書士奥山信事務所

相続手続きは、段階ごとに進めていくことでスムーズに対応できます。
以下は、一般的な流れです。

• 死亡届の提出（7日以内）
• 火葬許可申請
• 葬儀・納骨の準備

• 公正証書遺言がある場合→ 公証役場で確認
• 自筆証書遺言がある場合 →家庭裁判所で検認手続

６．各種名義変更・解約・相続手続
遺産分割協議書または遺言書に基づき、預貯金の相続手続、不動産の名義変更（相続登記）、保険金請求、車の名義変更などを行います。

７．相続税の申告（必要な場合）
相続税がかかる場合、相続開始を知った日の翌日から10か月以内に申告・納税が必要です。

※税務手続は税理士にご相談ください。

人が亡くなった際には、遺産相続手続き以外にも、遺族が行う必要のある手続きや対応がいくつかあります。まず、死亡届の提出が必要です。死亡届は原則として死亡を知った日から7日以内に市区町村役場に提出します。これにより戸籍の記載が更新され、各種手続きが可能となります。
続いて、葬儀や火葬に関する手続きを行います。葬儀社との打ち合わせや火葬許可申請などを経て、葬儀を執り行います。また、死亡保険金や年金の受給手続きも必要です。生命保険や共済の請求、国民年金・厚生年金などの手続きを行うことで、遺族が受け取れる給付を確保します。

さらに、公共料金や郵便物、電話・インターネット契約など、被相続人名義の契約の解約・名義変更も重要です。これらの手続きを放置すると、料金の未払いなどのトラブルにつながる可能性があります。また、銀行口座や証券口座の凍結や解約、クレジットカード・ローンの整理など、財産管理に関わる事務も発生します。

その他にも、健康保険や介護保険、障害者手帳などの各種行政手続きも必要になる場合があります。これらの手続きは、役所や保険者に問い合わせることで適切に進めることができます。

このように、遺産相続手続き以外にも多くの手続きが発生しますが、行政書士は必要書類の作成や提出サポート、各種手続きの流れのご案内など、スムーズに進めるための一般的な支援を行うことが可能です。